年齢を重ねても踊れる身体をつくる

― 機能解剖学から見た「体の使い方」の秘密 ―
■「年齢だから仕方ない」…そう思っていませんか？

大人になってからバレエやダンスを続けていると、
「昔のように動けない」「体が硬くなった」と感じる瞬間が増えてきます。

でもそれは、年齢のせいではありません。
実は、「体の使い方」に原因があることが多いのです。

骨格や関節には、もともと「効率的に動くための設計図」があります。
その形に沿って体を動かすことで、年齢を重ねても動きやすく、疲れにくい身体を取り戻せます。

 

■「医師からは大丈夫」と言われても、動かしにくい理由

手術やケガの後、「治ったはずなのに違和感が残る」という声もよく聞きます。
たとえば膝。

膝の動きは、実は股関節や足首との連動によって支えられています。
膝だけを意識して動かすと、全体のバランスが崩れ、再び痛みや違和感が出ることも。

機能解剖学の視点でみると、“一つの関節の不調は、他の関節の使い方に影響する”というのが基本の考え方です。
つまり、「膝を治す」ではなく「体全体の使い方を整える」ことが大切なのです。

 

■股関節形成不全でも、体は変えられる

股関節に先天的な問題がある場合でも、
「動かせる範囲」と「安定させる方法」を知ることで、
痛みを減らし、快適に動けるようになるケースは多くあります。

ポイントは、“できる動きにフォーカスする”こと。
無理に伸ばすのではなく、正しい方向で支える筋肉を目覚めさせてあげることで、
体は驚くほど素直に変わっていきます。

 

■実際に変化を感じた方たち

50代でバレエを再開した方が、ジャンプが軽くなった

手術後の違和感が取れ、プリエが楽になった

股関節の痛みが軽くなり、歩くのが楽になった

これらは特別なことではなく、
“体の仕組みに沿って使う”という原則を理解した結果です。

■あなたの体には、まだ眠っている可能性がある

痛みや動かしにくさがあっても、
それは「限界」ではなく「サイン」。

そのサインに耳を傾け、正しい方向に体を導いていくことで、
年齢に関係なく、踊れる身体をつくることができます。

「もう無理かも」と感じている方ほど、
体が変わった時の喜びは大きいです。

 

■体験セッションのご案内

あなたの身体の状態を丁寧に見ながら、
“本来の体の使い方”を一緒に探っていく個別セッションを行っています。

年齢とともに動きにくくなってきた

手術後の違和感が取れない

股関節や膝の痛みが続いている

そんな方は、ぜひ一度体験してみてください。
身体の中に眠る「可能性」に気づく時間になるはずです。

 

■まとめ

「機能解剖学 × 正しい体の使い方」＝ パフォーマンスの再生
あなたの体は、まだ変われます。
そしてその変化は、レッスンも、日常生活も、もっと心地よくしてくれます。